<トヨタ社長>「24耐」出場見送り…周囲の猛反対で(毎日新聞)

 ドイツで13日開幕したアマチュア自動車レースの最高峰「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、昨年ドライバーとして参加したトヨタ自動車の豊田章男社長(54)は、周囲の反対などに考慮し、出場しなかった。現地でチームを応援し、レースの様子や思いをブログで発信する。

 ◇「万が一のことあったら……」

 豊田社長は「自分も車を評価できるようになりたい」と、副社長時代に国際C級ライセンスを取得。07年にはトヨタチームとともに同耐久レースに初出場し、「ワクワクする車を作っていこう」という持論をレースで社員に伝えてきた。社長に内定していた昨年は、開発中のスポーツカー「レクサスLFA」のハンドルを握り、チームの完走に貢献した。

 しかし今年は、LFAの開発がほぼ終わったうえ、「社長に万が一のことがあると社業に支障を来す」(役員)と周囲が出場に猛反対。豊田社長は、新型車開発の社内の意識改革も進んだとみて、出場のチャンスを若手に譲ることにしたという。【宮島寛、鈴木泰広】

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幸村の子孫も参戦! 「大坂の陣を大河ドラマにする会」が勝手にキャスティング(産経新聞)

 戦国最後の大いくさといわれる大坂の陣をNHKの大河ドラマに誘致しようと、市民団体「大坂の陣を大河ドラマにする会」が8日、発足する。合戦に駆けつけた武将の地元と交流したり、演じる俳優を自分たちでキャスティングをする予定で、狙うは大坂の陣から400年となる平成26、27年のドラマ化だという。まだNHK側にはアプローチはしていないというが、関係者は「人間模様が渦巻き、奥深いドラマがある」と意気込んでいる。

 地元まちづくりグループ「からほり倶楽部」などが大坂の陣ゆかりの場所を探訪する活動を行ったことなどがきっかけ。発起人には地元ゆかりの作家の有栖川有栖さんや漫画家の尼子騒兵衛さんらのほか、大坂の陣で活躍する真田幸村の子孫も名を連ねた。

 発起人のひとりで建築家の六波羅雅一さんは「滅びると分かって豊臣側ついた武将もいた。裏切り、義理、打算、さまざまな人間ドラマが渦巻いている」とその魅力を語る。

 大河ドラマをめぐっては各地で誘致運動が行われており、幸村ゆかりの長野県上田市や和歌山県九度山町でも誘致の動きがあるという。同会では、こうした地域とも連携するという。

 発会式が行われるのは、徳川家康が陣を張った大阪市天王寺区の一心寺。当日は、大阪城天守閣研究副主幹の北川央さんの講演のほか、講談師の旭堂南陵さんが、豊臣家の悲劇を描いた講談「難波戦記」を披露。上田市からは、母袋創一市長が駆けつける。

 同会は、27年のドラマ化を目指すとすれば、25年6月ごろには、ドラマのタイトルや原作などが決まると想定。原作には司馬遼太郎氏の「城塞」などが候補にあがっている。今後は、インターネットなどを通じ、登場人物の武将や誰に演じてほしいかといった意見を募るほか、ゆかりの地を巡るツアーなどを計画し、機運を盛り上げたい考えだ。

 六波羅さんは「NHKにはまだアプローチしていないが、活動を取材されるようになるぐらいまで、運動を盛り上げたい。ドラマ化を目指す過程を楽しみたい」と話していた。

 ■大河効果さまさま。誘致でほくほく観光地

 大河ドラマゆかりの土地は、観光地としての注目度も抜群。放送中の「龍馬伝」の舞台、高知は例年以上の賑わいを見せている。

 高知県観光振興課によると、平成22年3月の1カ月間の県内の観光施設利用者は約30万人と前年比4割増。特に、坂本龍馬記念館などがある高知市の増加率が高く、同記念館など龍馬関連5施設の観光客は3倍増となった。

 「土佐龍馬であい博」の開催など、大河ドラマにあわせたイベントも充実。ゴールデンウイーク期間中はさらに観光客が増える見通しで、龍馬の銅像が立つ桂浜公園では500台の駐車場に収容できないとして、1日〜5日は一般車両進入禁止の措置を取るほど。期間中は臨時駐車場からシャトルバスを運行して対応している。

 担当者は「想像以上の反響。この勢いを来年以降にもつなげたい」と話した。

 一方、昨年の大河ドラマ「天地人」の舞台となった新潟県も21年は年間約7500万人の観光客が訪れ、前年より1年間で約500万人増。担当者は「各地のゆかりの地は軒並み観光客が増えた」と話していた。

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